[生命を生み出す物質]であり、[生命現象に必要な物質]を生成する

 ものを考えたり、運動したり、眠ったり、呼吸したり、怒ったり、泣いたり、あるいは、ものを消化したり、ホルモンを働かせたり、血液を作ったり、細胞の成長を促したりするのも、全てことごとく酵素が中心となって働いた結果なのです。

「あらゆる生命現象は、酵素反応というバイオケミカル(生物化学)反応があるからこそ生み出される」

といっても、決して過言ではありません。正に[酵素=エンザイム]は、[生命を生み出す物質]に他なりません。

また同時に、反応結果によって生成される物質は、生命現象と深く関わりあっており、[生命現象に必要な物質]なのです。それが第三の特徴です。